豆は新鮮か?
コーヒー豆は、生鮮食品くらいデリケートらしい。
「どんなに良い豆を購入しても、鮮度が落ちたものでは美味しさは半減してしまう」
って、それは知ってる。
油分が酸化するんでしょ?
けど袋で買って一度で使い切れるわけないし、
保存してまた飲むよ。
ていうか、結構高かったし、そもそもそんなすぐ飲みきりたくない。
仕事がんばった自分へのごほうびに、毎週末大事に飲むんだから。
あれ?待って
検索したら、コーヒー豆の保存方法ってひとつじゃなくない?
高温多湿がダメってことは冷蔵でいいよね?
え、冷凍もありなの??
結局よくわかんないから、クリップ留めで戸棚にIN!
…というあなたに送ります。
劣化を遅らせるための原則
少しでも豆の劣化を遅らせるためには、
空気と光に触れさせないこと
高温・多湿を避けること
豆のまま保存し、飲む直前に挽くこと
これに尽きるようです。
密閉性と遮光性
まずは、容器は密閉性があって、光を通しにくいもの。
豆を完全に移し替えるよりも、豆の袋ごと入れるのが良いとされています。
空気中の酸素に触れる機会をなるべく減らすこと、
そして太陽の光だけでなく、電灯の光にも弱いことを知っておくと良いと思います。
保管方法
次に保管場所についてですが、
これは「いつまでに飲み切れるか」がポイント。
焙煎から2週間以内
夏場の気温の高い時期以外は「常温での保存」をおすすめします。
具体的には、気温20度前後、湿度は30〜40%くらい、
人間が快適と思うのと同じ環境がベスト。
無駄に冷やすと、フレーバーが弱まるとも言われます。
焙煎から1ヶ月以内
冷蔵保存がおすすめです。
ただし、室内との気温差により水滴がつきやすくなるため、必要な分を用意したら残った豆はすぐに冷蔵庫へしまうこと。
また、冷蔵庫内のにおいが移りやすいので、コーヒー豆は必ず密閉容器に入れましょう。
焙煎から1ヶ月を超える
もう「冷凍」しかないですね。。
ここまできたら当然コーヒーの甘みや美味しさは損なわれるのでおすすめはしませんが、ある程度の劣化は抑えられます。
冷蔵保存と同様、気温差に注意。
残った豆は出したらすぐしまいます。
個人的には、1ヶ月以上は飲まないと予めわかっている場合は小分けにして冷凍し、無駄に出し入れする機会を減らす工夫をした方がいいと思いますが、、
めんどくさいし、今は定期的に配達してもらえるサービスなどもありますので、
こまめに買って美味しく楽しむのがいちばんかと思います。
豆の状態
さらに、挽いた豆より豆のままで保存した方がいいのはなんとなくわかりますよね。
挽いてしまうと空気に触れる表面積が大きくなるので、その分劣化も早く進みます。
NIJIYA coffeeではグラインダーは「Kalita NEXT G」を使用していますが、ご家庭でも手軽に使えるグラインダーやミルが多く販売されているのでお気に入りを見つけるのも楽しいかも。
個人的にはこちらのタイプ(PORLEX coffee grinder MINI)↓がデザインもお値段もバランスが良く、おすすめです。
NIJIYAにも在庫あります。(お問い合わせはこちら)
ちなみに、鮮度について余談ですが、
コーヒーは焙煎したてがいちばん美味しいかというとそうでもなく、
焙煎して2〜3日おいてからの方が、味が落ち着いて美味しいと言われています。
コーヒー豆は焙煎直後から内部ガスを放出し、このガスこそが香りの正体なのですが、
焙煎直後はこのガスが発生しまくるので、コーヒーの成分をお湯に溶け出すのを妨げてしまうのです。
なかなか焙煎当日の豆に出会う機会はないかと思うので、あまり心配するところではないかもですが。。
NIJIYA coffeeでは、事前にご予約をいただければ、お渡しの日に最適なタイミングで焙煎することも可能ですので、気軽にお問い合わせくださいね。
ぜひ、おうちで快適なコーヒーライフを!
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