水出しコーヒー(コールド・ブリュー)の作り方をご紹介します
暑〜い夏場のアイスコーヒーは格別なものがありますが、特に水出しコーヒーはコクや味のまろやかさが通常のアイスコーヒーよりも優れているし、何より手軽!
ホットコーヒーなど、お湯を注ぐことによる酸化が無いため、日持ち(2〜3日ならOK)する優秀なコーヒーでもあります。
市販で水出しコーヒー専用の器具なども販売されていますが、普段からペーパードリップ(ハンドドリップ)を楽しまれている方なら、特別な道具がなくても水出しコーヒーは楽しめます!
今回は水出し専用の道具は用いずに、手軽で美味しい水出しコーヒーの作り方をご紹介したいと思います。
まず、用意するアイテムはこちら
【道具類】
・ドリッパー
・保管用サーバー(蓋ができれば何でもOK)
・抽出用サーバー(抽出量に合わせたもの)
・スケール
・スプーン
【材料】
・コーヒー豆(挽き目は細挽きに。焙煎度はお好みで)
・水
【豆と水の関係】
★水出しコーヒーは使用する豆と水の割合は『1:10〜11』で行います
★このページでは豆を40gを例に紹介します。使用する水は、この割合で400ml〜440mlが基本になります。水の量で出来上がるコーヒーの濃さは変わってきますので、お好みで調整してみてください。
作り方
1.豆を挽き、サーバー等に淹れます
サーバーは蓋ができればなんでも良いです。蓋がない容器なら、ラップでも大丈夫です。とにかく作りたい量が入る容器を使ってください。
2. 1に水を注ぐ
割合は前述しましたが、『1:10〜11』です。この割合で作れる濃さが理想だと考えていますが、後はお好みで☺️
水を注いだら、スプーン等で軽く混ぜ、なじませましょう。(混ぜすぎるとエグ味が出やすくなってしまいます!)
3.蓋をして冷蔵庫で約8時間寝かせる
ほぼ、これでクライマックスです。
後は8時間待つだけなので、水出しコーヒーは寝る前に作るのがオススメです。③までやったら後は寝ちゃいましょう。
おやすみなさい(つ∀-)
4.ペーパードリップのように、ドリッパーを使って3のコーヒーを濾す
おはようございます。
8時間経ったら、仕上げです。
ペーパードリップ感覚で、サーバーにドリッパー&フィルターをセットして、後は③をそこに注ぐだけ。
濾す感覚で水出しコーヒーを抽出します。
※ゆっくり注ぐと早く抽出できます(なみなみ注いでしまうと、余計なコーヒー粉もどんどんフィルターに流れ混んでしまうため、濾すのに時間がかかってしまいます。
※コーヒー豆40g、水は440ml使用していますが、粉が水を吸ってしまうので、出来上がり量は360ml程になります。(2〜2.5杯分)
5.完成!
後は、水出しコーヒーを楽しむのみです。
水出しコーヒーならではの、苦味のカドが取れた優しいまろやかさとコク。お好みの量で作ってみてください。
ちなみにこの方法は専用器具を使っていませんが、以下のようなメリットがあります。
1.専用器具は抽出量が「定量」のものがほとんど
1〜2杯分だけ作りたいな〜という時には対応できないものが多いです。また、その逆もこの方法なら可能ということです。少量でも大量でもこの方法なら一度で抽出可能です。
2.濃さが調整できる
①と似たような理由になりますが、専用器具だと粉の量に限界があるため、特に「濃厚な水出しコーヒーが飲みたい!」、「浅・中煎りのコーヒーでも水出しコーヒーを楽しみたい!」という方には不向きになってしまいます。専用器具は極深煎りのコーヒー豆なら相性は良いです。
もちろん、専用器具ならではの扱いやすさ、掃除のしやすさなどもありますよ!でも、うちでは①、②の理由が大きく、専用器具は使用していません。
『豆のタイプや好みの濃さ、抽出したい量を自身でカスタマイズできる』
というのが、この方法の一番良いところですね。
比べてみるのも有りだと思います。ご自身の好みに合わせた水出しコーヒーの楽しみ方をぜひ見つけてみてくださいね!(^ν^)
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